モザイク胚から生まれたお子さんに染色体異常を持つ細胞が残っている可能性はほとんどないと考えられます。
ましてや生殖細胞にだけ残っていることもないでしょう。
自然妊娠でも生殖細胞にのみ染色体異常を持つ生殖細胞系列のモザイクという現象がごくまれにあることは知られています。
自然での生殖細胞系列のモザイク発生確率と、モザイク胚を移植した場合の発生確率は変わらないと考えて大丈夫です。
モザイク胚から生まれたお子さんに染色体異常を持つ細胞が残っている可能性はほとんどないと考えられます。
ましてや生殖細胞にだけ残っていることもないでしょう。
自然妊娠でも生殖細胞にのみ染色体異常を持つ生殖細胞系列のモザイクという現象がごくまれにあることは知られています。
自然での生殖細胞系列のモザイク発生確率と、モザイク胚を移植した場合の発生確率は変わらないと考えて大丈夫です。
まだモザイク胚が移植されるようになってから時間があまりたっていないので、生まれた赤ちゃんの追跡研究は十分にはできていません。
しかし、モザイク胚から赤ちゃんが生まれることは自然妊娠でも普通に起きている事象だと考えられます。
妊娠期間中、出産後も特に問題がないのであれば、お子さんにモザイク由来の染色体異常細胞が残っている可能性はほぼないと考えていただいて大丈夫です。
モザイク胚から生まれたから特に心配しなければならないことはありません。
世界中で多くのモザイクが移植されていますが、今のところ生まれた赤ちゃんに病気があったという報告はごくわずかです。大部分のモザイクは移植して着床し、育てば、元気なお子さんが生まれる可能性は十分にあります。しかし、安全度を考慮して移植の優先順位を考えることは大切です。遺伝の専門家に相談なさることをお勧めします。
モザイク率の高いもの(検査した細胞の中に染色体の数的異常を持つ細胞の割合が多いもの)。病気をもって生まれてくる可能性が知られている染色体異常や、流産した胎児の中に多い染色体異常が関わっているもの。
多くのモザイク胚は受精した時点では染色体正常胚です。その後、細胞分裂を繰り返して成長していく過程で、一部の細胞に染色体の分け間違いが起こるのが原因です。
分け間違いを起こした細胞の子孫の細胞も染色体異数性細胞として増えていき、正常細胞と一緒にモザイク胚を作っていきます。
基本的には大丈夫です。モザイク胚は元気な赤ちゃんが育つ可能性が十分ある胚だと言えます。ただし、個々のモザイクの状況により安全度、着床する可能性などに差がありますので、専門家に一緒に考えてもらってください。
精子の数が極端に少ない原因として男性の染色体に変異がある場合があります。また、 Y 染色体に存在する精子形成にかかわる領域に微細欠失がある場合があります。染色体の情報に応じて治療の選択肢が変わりますので、検査を受けることをお勧めします。