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オンライン遺伝カウンセリングルームジーヌ代表。日本で唯一認定遺伝カウンセラーと生殖医療相談士、両方の資格を持つカウンセラーです。長年不妊治療クリニックで遺伝カウンセラーとして多くの患者様の相談をお受けしました。 現在は、不妊治療患者さんのためのオンラインカウンセリングルームジーヌを主宰しています。 特に、PGT-A・PGT-SR検査に関しては、日本産科婦人科学会の認定制度の発足以前より、PGTを希望されるカップル(ご夫妻)延べ5,000組、10,000名にカウンセリング、さらに、PGTの結果として検出されるモザイク胚の移植についての相談も1000件以上受け、多くの健康なお子さんの誕生のお手伝いをさせていただいております。

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2025/02/09

Q28. 43歳、PGT-Aを繰り返しやっと染色体正常胚が見つかりました。移植前に不育症などの検査を受けるべきでしょうか?

やっと見つかった大切な胚を移植する前には、十分に検査をしたうえで、万全な体制で移植されることをお勧めします。

Q23. 43歳、PGT検査をしたすべての胚の結果が染色体の数的異常胚です。正常胚(正倍数性胚)を見つけることは期待できないでしょうか?

何歳になっても正倍数性胚が見つからないと断言することはできません。しかし、染色体の数的異常の出方を見るとどのくらい難しいかの指標にはなる可能性があります。1か所あるいは2か所の数的異常が認められる胚が混ざっているうちは正倍数胚が見つかる可能性も十分ありますが、どの胚も3か所、4か所以上の数的異常があるという場合はかなり難しいという事になります。ただし、何個調べれば正倍数性胚が見つかるかという予想はできません。

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Q30. モザイク胚を移植して生まれた子が成長後妊娠した場合、次の世代の赤ちゃんに何か影響が出ることがありますか?

モザイク胚から生まれたお子さんに染色体異常を持つ細胞が残っている可能性はほとんどないと考えられます。ましてやそれが生殖細胞にだけ残っていることもないでしょう。自然妊娠でも生殖細胞にのみ染色体異常を持つ生殖細胞系列のモザイクという現象がごくまれにあることは知られています。自然での発...

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