受精後5日~6日目に胚盤胞まで育った胚の将来胎盤になる栄養外胚葉と呼ばれる部分から5~10個細胞を採取し、そこから抽出したDNAを次世代シークエンサーなどの機器を用いて検査し、染色体の量の増減や遺伝子に病気の原因となりうる変化の有無を調べます。
自己紹介
- 大石祥子
- オンライン遺伝カウンセリングルームジーヌ代表。日本で唯一認定遺伝カウンセラーと生殖医療相談士、両方の資格を持つカウンセラーです。長年不妊治療クリニックで遺伝カウンセラーとして多くの患者様の相談をお受けしました。 現在は、不妊治療患者さんのためのオンラインカウンセリングルームジーヌを主宰しています。 特に、PGT-A・PGT-SR検査に関しては、日本産科婦人科学会の認定制度の発足以前より、PGTを希望されるカップル(ご夫妻)延べ5,000組、10,000名にカウンセリング、さらに、PGTの結果として検出されるモザイク胚の移植についての相談も1000件以上受け、多くの健康なお子さんの誕生のお手伝いをさせていただいております。
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2025/01/27
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